小児歯科
(子どものうちからお口の健康を守る大切さ)
どんな世代でも虫歯や歯周病の予防は大切ですが、お子様の歯に関して「いずれ乳歯は生え変わるから…」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は乳歯の虫歯を放置してしまうと、今後の歯並びやその下に待機している永久歯にも悪影響を及ぼしてしまいます。
今は治療よりも予防を重視する時代です。大人はもちろん、お子様も定期的に歯科医院へ通ってクリーニングをしたり、お口の中に異常がないかをチェックしたりすることが重要です。

(小さな頃から歯医者に通うメリット)
小さいうちから定期検診に通うメリットとして、虫歯予防はもちろんのこと、歯科医院に慣れておくといざ治療が必要な虫歯が見つかった時、スムーズな治療に繋げることができます。また、定期検診を受けることにより、万が一虫歯になってしまった時も初期の状態で見つけることができますし、初期の虫歯治療であればお子さまの負担も極力少なく済みます。
◆かかりつけ歯医者の強み
「歯が抜けたところがなかなか生えてこない」
「この歯の生え方は大丈夫?」
「ぶつけた歯がグラグラしている気がする」
お子様が小さいうちは、何かと歯のトラブルが多いものです。このような状況では、お子様は余計に不安になってしまうでしょう。緊急時に急いで歯科医院を探すよりも、かかりつけの歯科医院があれば安心できます。

(当院で⾏うお⼦様の⾍⻭治療について)
お子様がお母様のお腹の中にいる時から小児歯科は始まっています。お母様の不安はお子様に伝わってしまうものです。まずはお腹の中にいる時から妊婦検診としてご来院頂き、当院に慣れて頂くといいかも知れません。お子様の治療は歯医者さんに対するイメージや慣れが大切です。
当院では歯医者さんに慣れていないお子様に無理に治療を進めることはしません。まずは慣れて頂き、だんだんと治療を進めていきます。5歳児検診の時にはもう乳歯を抜く必要がある場合も少なくありません。抜歯は大人でも嫌なものです。抜歯が必要になる前から、1歳児検診などで少しでも慣れて頂き、少しでも安心して通って頂ける様取り組んで参ります。

(子供の歯の予防について)
子供の歯はいずれ大人の歯に生え変わりますが、子供の歯が虫歯になってもそのままにしてはいけません。
子供の歯に虫歯が多いと大人の歯が生えてくる時に歯並びが悪くなってしまったり、顎の発達に支障をきたす可能性があるなど問題が起こる場合があります。
その為、虫歯になる前にしっかりと予防してあげる事が大事になってきます。
当院ではフッ素塗布やシーラントなどを行い、少しでもお子様の歯が虫歯にならない様取り組んでいます。

(フッ素塗布について)
フッ素塗布にはお口の中を酸性に傾きにくくする、歯を強化してくれる、虫歯に溶かされた歯を再石灰化してくれる働きなどがあります。これらの働きがお子様の歯を虫歯から守ってくれます。
もちろんフッ素塗布をしたからと言って絶対に虫歯にならない訳ではありません。普段からしっかり歯磨きをする事、定期的にフッ素塗布する事でお子様の歯を守って行きましょう。生えたばかりの歯はまだ柔らかい状態で虫歯になりやすい為、歯が生え始めたばかりの時期と永久歯に生え変わるタイミングでフッ素塗布を行ってあげるといいでしょう。

(予防と予防歯科が大切)
一度虫歯になってしまうと本来の健康な歯と全く同じ状態に戻る事はありません。大切なお子様が虫歯で困らないよう、フッ素塗布やシーラントを行いしっかりと予防してあげましょう。もちろんご自宅でのケアも大事になってきます。しっかりと歯磨きをしてあげる事や定期的な検診を行う事が大事になってきます。
当院では1歳児検診や5歳児検診などを行っています。もちろんそのタイミング以外でもお気軽にご相談ください。
